本日はタイヤ交換のハイゼットカーゴと
肥料の運搬で温室に乗り入れていたハイゼットが
クラッチから煙が出て動かなくなったとの事で、昨日引き取りした
旧規格のハイゼットトラック、クラッチが完全にダメで交換作業です
まず、奥のハイゼットカーゴのタイヤ交換からスタート
これだけ使ったのならもう勘弁してやって…な摩耗状態です^^;
結構未舗装のダート路面走行も多い車両ですので
ブロックの深いグッドイヤー カーゴプロを使用し交換させて頂きました
バランス調整後タイヤ取り付けて接地ですが
お客様から依頼されたとある部分の異音が気になりましたので
トランスミッションのオイルも交換するも、まだ完治せず要観察です(謎)
こちらはクラッチ繋いでも全く動かなくなり引き取りしてきた
ハイゼット4WDダンプ、煙が出たという時点で中の状態も・・・^^;
バッテリーのマイナスターミナルを外して
ギヤオイルなども抜き取り、プロペラシャフトを切り離し
各所のネジを外して、スターターやマウントも外していきます
エンジンとの接続部のネジを外して、ミッションを下ろして
奥に見えたクラッチを取り外していきますと・・・やはりと言うかここまで!?
取りはずしたクラッチディスクですが
実は通常摩耗状態としてはこんな感じで、円周部表面の
フェーシングと呼ばれる摩擦材の部分が摩耗していくのですが
これはディスクのエンジン側のフライホイールに当たる部分
で・・・こちらがクラッチカバーのプレッシャープレート側に当たる部分
フェーシングが熱の入り過ぎで完全にバーストして、残っていません^^;
当然クラッチカバー側も金属部分が当たりガリガリの状態ですし
こうなると圧着力が無くなり、エンジンからミッションへの動力伝達が
出来ず空回りするだけので、車が動かないわけです
こんなになるまで無理に使わなくても・・・な状態でしたね
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