６月に入ると、暫くの間「納税証明書」が出なくなるので
手元に支払い証明書のある方ならともかく、
引き落としなどの場合、出先機関で納税確認出来るまで時間がかかり
この間、持ち込み車検のウチとしては確認ができず困る時期なのですが
こんなときの救世主、中古車の販売でしたらその場で支払うので無問題!

そんな事で、月曜日に車検に走れるように
先日正式に注文OKを受けましたデミオの作業を進めます

車を分けてくれた自動車屋さんから聞いていたフロントブレーキの異音
臨時運行した時に結構走ったけど消えなかったとの事で、
相当頑固な錆が出てしまっているのかと思って、ローターとパッドを確認
パッドは問題なさそうでしたが、ローターが・・・錆付きとは違う状態です

ちょっと削ってみましたら、日焼けの皮膚が剥がれる感じのような
１枚違う膜が張っている状態のようで、こうなった原因は不明ですが
コレを落としてしまえば、多分異音は消えるはず･･･と研磨作業開始!!

削って行くと、元のディスク面がキレイに出てきますし手触りが全然違う!
なかなかガンコな皮?ですが、根気よく削り落としていきます

裏も研磨が必要でしたので、結局ローター取り外して両面研磨
パッドの表面も薄く削り整えて、専用グリスを稼動部に塗り組み付け
全て完了後に、工場内で確認しましたが無事音は消えてくれてました♪

さて、次はリヤブレーキですが5年目&販売車と言うことで
しっかりとオーバーホールしてお渡しいたします。

マツダ車はリヤドラムの取り外しが少し手間ですが
外してしまうと邪魔な物が全く無いので、分解自体は簡単です。

2年前の車検では交換されていなかったようで(汗)
ブレーキフルードの汚れはありましたが、内部の錆は無く状況OK!!

元々はカップキットでの交換ではなく、ピストンキットが定番らしいのですが
miyakoからしっかり、装着用SST梱包されてカップキットが出てましたので
今回はコチラを使って、カップの交換をさせていただきました。

他メーカーは、多分このギザギザ部分でカップが傷付きフルード漏れ
クレームとして報告されるのを嫌がるのでしょうが、コレなら大丈夫です!!
ブレーキフルードの交換(ライン内エアー抜き)を済ませて完了です。