今日はタウンエーストラックのクラッチ交換です
よくぞここまで…な状態で使われていまして、引き取り時も
2速に入れると既に滑りが発生する状態でしたので急ぎ作業です
リンケージ含めて、トランスミッションに接続されている部分を
順番に取り外して、トランスミッションをジャッキで支えつつ
エンジンとトランスミッションを分離いたします
トランスミッションオイル再使用前提でプロペラシャフトは付けたまま
フライホイールやカバーには結構錆が浮き
泥水が掛かったりしている、使用状況の過酷さが分かる状態です
取り外したクラッチディスクは使用限界・・・
フェーシング(摩擦面)部分の溝も殆ど残っていませんでした^^;
トランスミッション側も凄い状態で、クラッチのカスが泥水で固まり
かなりこびり付いた状態になっていましたので、キレイにして組み付け
レリーズフォークと呼ばれる、ベアリングをカバーに押し付ける為の
てこの支点となるピボット部分や軸のスプラインも錆を落としてから
新しいディスクとカバー、ベアリング3点セットで交換いたします
ディスクは装着前にまずキレイにしたスプライン部に
グリスを塗布して、スムーズに動く事を確認してからカバーと一緒に
エンジンのフライホイール側に、センターの芯出しをしつつ装着
トランスミッション側には、洗浄したフォークにベアリングを装着して
元通りにトランスミッションを接続して
取り外してあった、シフトリンクワイヤーやプロペラシャフト
スターターやレリーズシリンダーを取り付けて、バッテリーを接続
エンジン始動後クラッチの断続確認をすれば、作業は完了です
本日受験に走ったハイゼットトラックも、クリーンアップ完了!
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